【一宮市】創業明治11年。一宮市で最も古い歴史のある和菓子屋「津島屋」さんに行って来ました♪只今新年菓の予約受付中です!
創業明治11年の和菓子屋「津島屋」さんに行って来ました♪
津島屋さんは、一宮市の和菓子屋さんの中で、最も古い歴史があるお店です。
一宮育ちの方ならきっと見たことのある懐かしい最中やお饅頭が今もなお、店頭に並んでいます。
私事ですが、写真右側の「やぶさめ」は、特別な日やお茶請けとして、よく頂いていました。写真左側の「宮奴(みやこ)」も歴史あるお菓子です!
そして、テレビで紹介された「桃花おこし」は一宮最古の和菓子だそう。
桃花おこしを開けると、一本の「おこし」が出てきます。
こちらを切り分けて頂きます。
つぶつぶのしっとりした食感に加え、こし餡の甘味と、ほんのり香る生姜の風味を感じ、とても美味しく頂きました。
お茶との相性もバッチリ!!!
こちらはいちごの美味しい季節だけ販売されているいちご大福。
いちご大福を包んでいる「餅皮」には餅米が使われていて、大福餅本来の味を味わうことができます。
一口食べた瞬間、本当に美味しくて、もっと食べたくなるんですよ~!
大福が大きいのも嬉しいポイントです!!!
おはぎも買って来ました♪
このおはぎの愛らしさ!!!見た目だけでも美味しい!が分かります♡♡♡
もち米の美味しさが存分に味わえる一品です!!!
他にもお饅頭や・・・☆
手土産用の和菓子に、
あられもありました☆
誕生餅や、紅白饅頭もあるので、お祝い事の時にも頼れますね!
お赤飯もあります!
こちらは風情を感じるお饅頭。ネーミングとデザインに引き込まれます!
そして、新年菓!今年は予約も出来るそうです!
密を避けるためにも、予約がおすすめとのことですよ~!
こちらは干支の丑の新年菓☆最高に可愛い一品です!!!
お店では、明治時代からのお話も伺うことができました。
創業者の後藤吉三郎さん。
創業当初は、本町商店街の中にありました。
大正時代、丁稚奉公の皆さんがお店の前にて。写真右側の赤ちゃんは、お話を聞かせて下さったおかみさんのおばあ様です。
昭和初期。戦争での空襲により、お店は現在の場所(本町商店街から南に歩いてすぐ)になったそうです。
そして歴史をもう一つ。前述の一宮最古の和菓子、桃花おこしの説明文より。
こゝに幣舗、真清田神社、千古無量の神徳を仰ぎ、あわせてたぐいなき桃花の祭事に因み、これなん「桃花おこし」となづけ発売して、江湖にすいしょうす。
それ滋味第一の美菓、材料を厳選し、味に多年家風独特の加減をこらし、かたち色どり今ようを取り入れて他の追従をゆるさず。されば一ノ宮の名物として、いへづと、おくり物に調法、よく老幼の口に叶い、抹茶、煎茶風流の客に参らせて、ひとしおの妙あることは、桃花の祭と共に噴々、あえて自讃にあらざるなり。
乞う、吟味を。」
一宮に春を告げる桃花祭は、4月3日に真清田神社で行われています。江戸時代までは旧暦3月3日の桃の節句に行われていましたが、明治になってからは現在の4月3日が例祭日になりました。
真清田さんとも明治時代から関連の深い津島屋さん。この説明文を読んで、更に歴史と和菓子の奥深さを感じました。
現代に戻ります!
年末年始のスケジュールは、下の写真をご覧くださいね!
店内の和菓子は毎日手作りされていて、今も伝統が脈々と受け継がれています!
お店はとても入りやすく、駐車場もあり、綺麗なディスプレイ、歴史を感じる写真の数々など、おすすめしたいことがいっぱいです☆
歴史深い津島屋さんのお饅頭。年始のお祝いにもぜひ♪ご堪能下さいね!
快く取材のご協力を頂き、ありがとうございました!!!
津島屋さんはこちら