２０２１年７月１０日（土）から９月１日（水）まで、さっぽろからやってきた！『ぼくおばけのマール』絵本原画展が、一宮市三岸節子記念美術館にて開催中です。

『おばけのマール』シリーズは、三岸節子さんの夫・三岸好太郎さんの故郷、札幌を舞台に様々な物語が繰り広げられている”ご当地絵本”です。

マールは札幌の子ども達の間で大人気で、昨年１５周年を迎え、すでに１０作が出版されています。

この度、マールがはじめて北海道を飛び出して一宮へ来てくれて、一宮が舞台のシリーズ最新作『おばけのマールとモーニングのあとで』が作られました♪

現在一宮市三岸節子記念美術館では、その貴重な絵本の原画を初公開しています！

絵本の原画展は２階で開催されており、「おばけのマール」シリーズの出版順に原画が展示してありました。

びっくりしたことは、原画をだれもが撮影してもOKだということ。その理由を美術館の方に伺ったところ、作者さんのご好意により実現されているそうです。

※一部撮影・掲載NGがありましたので、それ以外の原画を掲載しております。

それでは絵本原画展をピックアップしてご紹介していきます。

まずは、「おばけのマール」シリーズの記念すべき第１作目、「おばけのマールとまるやまどうぶつえん」。

２００５年当時、人気が下降気味だった札幌市円山動物園を応援しようと、絵本作家・けーたろうさんとイラストレーターのなかいれいさんが一緒に作られた作品です。その当時飼育されていたキリンの「シゲジロウ」や、ライオンの「ジェスパ」も登場しているのだそうですよ！

絵本の中の”音”も展示してあるので、お子様たちにも喜ばれそうです♪

次にご紹介するのは、２０１５年に出版された「おばけのマールとみんなのとしょかん」です。

三岸幸太郎さんの作品とご本人が絵本の中に登場します。

三岸節子さんのファンにとって、きっと興味深い内容になっているのでは！と思いました☆

教訓を伝える絵本がある一方で、マールシリーズは、「子供のための絵本」を意識して作られているのだそうです。

今回の原画展を見ていると、それがよく伝わってきます！

向かいの部屋には、最新作「おばけのマールとモーニングのあとで」の原画がありました。

この作品は、イラストレーターのなかいれいさんが実際に一宮市を取材し、スケッチされた内容が描かれています。

マールが一宮モーニングを食べているなんて！すごい世界！

ツインアーチ１３８も☆もっとネタバレしたいところですが、この辺りにしておきます！！！

展示室の外には、大きな「マールの木」にかざりつけをしよう！というワークショップがあります☆ぜひ七夕のおねがいごとを書いてきてくださいね♪

１階の喫茶コーナーでは、

ここでしか買えない限定商品、おばけのマールとシトロンヴェールさんとのコラボレーションスイーツが販売されています♪

又、市内外の飲食店では、「マールモーニング」を食べることができます♪（マールモーニング参加店舗にて）

令和3年7月8日報道発表「協力店舗での『マールモーニング』の実施について」のお知らせ｜一宮市

ぜひその様子などを、＃おばモをつけてInstagramに投稿してくださいね！

「おばけのマールとモーニングのあとで」には、皆さんがご存知の場所がたくさん出てきます。そして、ほろり（涙）としてしまう場面も！

愛情たっぷりのお話に加え、一宮市とのコラボレーション企画も本当に素晴らしいです♪一宮市の夏を楽しくしてくれる、おばけのマールグッズなど、これからも紹介できたらと思います！どうぞお楽しみに～☆

まずは皆さん、「おばけのマールとモーニングのあとで」をぜひ読んでみて下さいね！

『ぼく おばけのマール』絵本原画展詳細やワークショップのお知らせはこちら

取材のご協力ありがとうございました！

一宮市三岸節子記念美術館はこちら

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