【一宮市】高校生が本気で考えるビジネスプランを密着取材!一宮商業高校と一宮高校のスタートアッププログラムをレポートします☆
昨日お伝えした、一宮市初となるビジネスコンテスト「スタートアップ2021」。
一宮商業高校と一宮高校に向けて、なごのキャンパス企画運営プロデューサーの粟生さんを中心とした布陣がサポートし、導くスタイルで出張授業が行われました!
※2021年7月2日 一宮商業高校、7月3日 一宮高校にそれぞれ実施
1.まずは地域の課題を把握しよう!
皆さんは、ビジネスプランを立てるとき、まずは何からはじめますか?
今回の授業では、一番最初に「地域が抱える課題を把握すること」から始まりました。
予め用意されていた地域課題のうち、中部電力パワーグリッド株式会社の一宮営業所長さんからは、「ダイバーシティ・女性活躍について」・「エネルギー政策について」、
三菱UFJ銀行一宮支店長さんからは、「事業承継・アトツギ問題について 」・「教育について」の解説がありました。
それぞれの課題を理解し、感じるところからスタート!
2.ビジネスにしてみたい課題を見つけ、掘り下げる!
次に、各グループに分かれ、ビジネスにしてみたい課題を絞ります。
そして、その課題を更に掘り下げていく作業を行いました。
話しは前後しますが、この作業の前に行われていたのが個人ワーク、痛みの発掘の練習です。
まずは自分の痛みを発掘していき、地域の課題を自分の痛みのように感じられる土台作りを行いました。
話しは戻ります。各グループに分かれた皆さんは、グループ毎の課題を決定し、ポストイットにその課題に対しての痛みを洗い出していきました。
こちらは「一宮に楽しめる場所がない」と課題設定したグループの痛み。
「ない」が5つも揃っています!!!そう、素直にどんどん書くことが大切なんですよ~☆
ちなみに、この痛みを出すポイントは、どんなに小さな痛みも気づきも書き出すこと。解決できるか問わず、どんどんいきます!
書き出した痛みは、種類別に整頓しておくことで、頭の中が整理しやすくなりますね☆
3.解決策を考え、アイディアを出そう!
次に行われたのが「Crazy8’s」と呼ばれる、60秒で解決策1アイディアを考案し、1シートに書いていくというもの。
まずは個人で合計8シートを書き出しました。(紙を8等分し実施)
それをもとに、自分のアイディアベスト2~3を選出!グループ内で共有していきます。
各グループには、メンターさん(導く人)がついているので、みんなの考えが煮詰まってきたときにしっかりサポートしてもらえるんですよ♪
4.発表会に向けて、これまでの作業をまとめる!
いよいよ発表に向け、内容をまとめていきます!
どのグループも、ここまでくると大詰めで必死!
メンターさんも一緒に頑張っています☆さて、各グループ、どんな内容が出そろうのでしょうか!?
5.いよいよ発表のとき。持ち時間は3分です!
まずは、7月2日に行われた一宮商業高校の皆さんの発表からご紹介致します。
テーマ:授業をもっと楽しく
テーマ:魅力ある場所を作る
テーマ:空き家を減らす
7月3日に行われた一宮高校の皆さんの発表はこちら!
テーマ:あとつぎ
一生懸命さが光っていました!
テーマ:ダイバーシティ
テーマ:教育
テーマ:電気代をより安く!!
6.これからのフォローアップについて
今後は、各グループのメンターさんが専用アプリにて学生の皆さんと情報共有を行い、サポートしていく体制がとられます。とても画期的な取り組みですね!
それぞれのグループのテーマがどれだけブラッシュアップされ、ビジネスプランとして完成していくのか楽しみです!
一宮商業高校と一宮高校、それぞれ約10名の皆さんが受講した今回の出張授業。
内容もさることながら、常に時間を計って作業に取り組むところが印象的でした。この手法は、本選で行われる3分間ピッチコンテストに大きく生きる、時間感覚を養う練習にもなるそうです!
このコンテストに参加してみたい方は、ぜひそんなところも参考に、練習を重ねてみて下さいね☆
想いを形にしていきましょう。参加したい方は、下記リンクの詳細をご覧ください!
【一宮市】一宮市初開催!一宮商工会議所100周年記念 ビジネスプランコンテスト「スタートアッププログラム2021」が始動開始!!!高校生から参加できます☆
一宮商工会議所はこちら