【一宮市】どうなる!?一宮市内中学校の修学旅行。新型コロナウイルス対策とキャンセル料について議論されています。
一宮市の中学校が8月より修学旅行を順次予定しております。コロナ禍の中、保護者の間では、新型コロナウイルス対策への不安や、それに関するキャンセル料への議論が高まっており、教育委員会の対応が注目されています。
市内各中学校によると、行先はそれぞれの中学校で異なり、新型コロナウイルス感染が心配されている場所の近辺へ出かける中学校も少なくないそうです。保護者の間では、修学旅行に参加するかしないかの選択がとても難しい状況で、キャンセル料との兼ね合いもあるため、なかなか決められないといった声も上がっています。
市内各中学校から保護者に配布された書面によると、キャンセル料については、参加しないと決めた生徒はキャンセル料が0円とのこと。しかし、参加を希望した生徒は、修学旅行の日にちが迫るごとにキャンセル料は増し、修学旅行当日になると、旅行代金の50%は支払わなければならないという状況でした。
又、今後の感染状況によっては、キャンセルせざるを得ない場合があり、市内各中学校の校長会は現在教育委員会に対して、キャンセル料を市として負担していただけないかと強く要望しているとのことです。
ただ、現在は「要望」の段階なので、必ず市がキャンセル料を負担できる状況ではありません。
中学校が提示している条件は下記のとおりです。
・一宮市教育委員会から、国内の感染状況を踏まえ修学旅行が中止の判断があるかもしれません。その場合も、日数に応じたキャンセル料が発生する場合があります。
・各中学校の生徒や職員の中で、新型コロナウイルス感染症の感染者が発生した場合、時期によっては行事を中止する場合があります。その場合は、日数に応じたキャンセル料が発生します。
・「Go Toキャンペーン」は、修学旅行も援助の対象になっていますが、詳細はわかっていない状況です。
・「不参加」で学校に提出後、「参加」に変更する場合は、同じ条件で同じ料金での参加は難しくなります。
市内中学校三年生の保護者は、参加もしくは不参加を確認する「意思確認書」を期日までに提出する必要があります。いずれにしても、先生はじめ、生徒の皆さんが安心・安全に楽しめるものになるようにしていかなくてはなりませんね!