【一宮市】一宮の4高校が参加して一宮市の地域課題解決プランを考えてみた!ジュニアスタートアッププログラム2023事前セミナーの様子をレポートします♪
今年で3年目となる「ジュニアスタートアッププログラム2023」の事前セミナーが2023年7月9日に一宮商工会議所大ホールで開催されました!
このセミナーは、8月20日(日)に開催される本選に向けて行われ、一宮興道高校、一宮商業高校、木曽川高校、滝高校が参加。
一宮市の地域課題解決プランを考案するべく、講師の粟生万琴さんからその手法などを学びました。
今回の記事では、高校生にとってどんなことが一宮市の地域課題だと感じているのかを中心にご紹介していきます。
上のホワイトボードに書いてあるのは、各高校のチームが一宮市の地域課題だと思うことです。
- 一宮興道高校
・空き家の放置 - 一宮商業高校
・遊べる場所不足
・黒板が見づらい
・車椅子の移動が困難
・高齢者の一人暮らし
・一宮の街の魅力が足りない
・一宮に遊ぶところが少ない - 木曽川高校
・虫が多い
・洗濯物が多くて乾かせない
・スマホ契約の内容が複雑 - 滝高校
・近所づきあいが少なく孤独
今年の高校生も一宮市のことを真剣に考えていました。
高校生の取材をして感じるのは、一宮市近隣に在住の生徒さんばかりなので、一宮市のことを理解した上で地域課題を出していること。
地元在住だからこその容赦ない課題もあがってきます。
そんな中、毎年課題としてあがるのは「一宮の街の魅力が足りない」「一宮に遊ぶところが少ない」ということ。
高校生にとっては一宮市は魅力が足りないらしく、名古屋へ遊びに行く人が多いそうです。
雑談の中で、「一宮市にもうひとつくらい映画館があったなら」なんて声もありました。
名鉄百貨店一宮店が閉店することもあり、跡地に映画館を希望する生徒さんもいましたよ。
各テーブルにはメンターさんが一人ずつつき、グループの課題の創出からプランニングを見守ります。
「誰の課題をどうやって解決していくのか。」をポイントに、3分ピッチ(10分以内のプレゼンテーション)に向け各グループが発表資料を作っていきます。
粟生さんによると、3分ピッチは最低でも30回は練習した方がよいとのこと。
実際のビジネスの場において、投資家の心を動かせるよう説明することはとても重要なことなのだそうです!
ポイントは「make eye contact」「tell a story」「slow and steady」「show your passion」☆
この後、それぞれのチームが順番に3分ピッチを行い、
1日学んだ成果を発表しました!
今後は、各プランをブラッシュアップして応募し、本選に挑むことになります!
今回の事前セミナーに参加された皆さんでパチリ☆
一宮市の皆さん、高校生が感じている地域課題をどう受け止められましたか?
ユニークなものから切実な課題までバリエーション豊かで、本選ではどんなプランとなるのか今からとても楽しみです!
一宮商工会議所はこちら