【一宮市】植樹されてから約4年。葵公園にそっと佇むカンヒザクラ。まだつぼみのようですよ。(沖縄の対馬丸事件にちなんで)
葵公園にそっと佇むカンヒザクラ。
植樹されてから、約4年経ちました。
令和3年10月14日に一宮ロータリークラブから寄付された「カンヒザクラ」は、市制施行100周年を記念して、平和への想いを後世に伝えるべく、一宮市の葵公園に植樹されたもの。
■小桜の塔とは?
小桜の塔は、「対馬丸事件」により亡くなった子供たちのための慰霊碑です。
※対馬丸事件
第二次世界大戦中の昭和19年8月22日、沖縄から疎開するため、沢山の子供たちを乗せた「対馬丸」は、那覇から長崎へ向かう途中、鹿児島県沖で、アメリカ潜水艦の魚雷攻撃を受けて沈没してしまいました。
この攻撃により、1,484名の乗船者が犠牲となり、多くの子供たちの命が奪われました。
対馬丸記念館敷地内の「小桜の塔」に咲くカンヒザクラを葵公園にも植樹することで、「市民の皆さんに広くこのことを知ってもらいたい」と、一宮ロータリークラブより、寄付されました。
このカンヒザクラは、2026年2月15日に撮影したものです。
満開まであと少し。最近あたたかいですから、一気に咲くかもしれません。
この時期になると、カンヒザクラのことが気になってしまいます。
平和を願わずにはいられませんね。
今を生きているきみへ(平和の約束)
ぼくらは、いまから70年以上前、戦争ばっかりの時代に生まれたんだ。
沖縄が危険になって、九州へ疎開しようとしたんだけど
そのとき乗った船「対馬丸」は、アメリカの潜水艦に攻撃されて
沈んでしまった。
海にほうりだされたお友達の中には、なんとか生きた子もいたけど
波にのまれて、力つきて、海の中へ沈んでしまった僕らのような子が
ほとんどだった。
ぼくたちは沈んでしまったあのときのまま、
今もきみの目の前に広がる海の中にいるんだ。
ぼくたちはどうして死ななくちゃいけなかったの?
ぼくたちは、なにか悪いことしたのかな。
ぼくらのような思いをする子が、もう二度とでないように、
今、ぼくらに約束してほしいんだ、平和に生きるって。
みんなは「平和」ってどんなものだと思う?
アイスクリームみたいに甘くて、おいしいものかな。
大切な友だちがいつもそばにいてくれること?
妹となかよく遊ぶことかな。
朝日にてらされながら学校に行って、
夕日にてらされながらお家にかえることかな。
好きな子に「ぼくも(わたしも)君がすきだよ」って
言ってもらったときかな。
君がその「平和」を感じているとき、
この地球にくらす、たくさんのほかの子たちは、
「平和」を感じているかな。
今でもまだ、世界では
戦争で多くの子たちが悲しい思いをしているのかな。
想像してみて。
今、ぼくらに約束してほしいんだ、
きみが、平和な地球をつくるって。
まもなく満開を迎える葵公園のカンヒザクラ。今年も変わらず花を咲かせようとしています。
その可憐な花の向こうに込められた想いにそっと心を寄せながら、平和な日々が続くことを願いたいですね。
お近くに立ち寄った際は、ぜひ足を止めてご覧になってみてはいかがでしょうか。

















