【一宮市】全国から一宮に集まったビジネスプラン5つをご紹介☆「一宮商工会議所 スタートアッププログラム2022」を取材してきました!
2022年12月4日、一宮商工会議所にて、一般のビジネスプランコンテスト「スタートアッププログラム2022」が開催されました!
昨年度に続き2回目の開催となる今回は、「一宮市の地域課題解決プラン」というテーマに対し、57件の応募があり、選考を通過した5つのプランが本選に出場。(※一宮の企業に限定せず幅広く募集)
5分間のピッチ(10分以内のプレゼンテーション)と10分間の質疑応答により、審査が行われました。
審査基準は以下の通りです。
それでは各企業の発表の概要をご紹介致します。
1.エイトス株式会社 デジタル改善プラットフォーム「Cayzen-カイゼン-」
主に製造業で、社員による仕事の改善提案の仕組みがあっても、現行は紙での運用が多く、大半のアイデアが埋もれてしまう。
- システム化することにより、モバイルやウェブからいつでも改善提案のアイデアが投稿できる。
- SNS形式で、他の社員のアイデアにコメントやいいね!ができる。
- 管理者は、投稿された案件の情報をデータ解析しやすくなる。
- 提案されたアイデアが実行しやすくなる。
(フォローアップも含めて)
システムの詳細は下記リンクにて↓↓↓
デジタル改善プラットフォーム「Cayzen」| エイトス株式会社
2.株式会社 響 市場規模1兆円の新ビジネス「JK制服」ブランド事業
一宮市の繊維産業を活発にするため、アジアのJK制服ファンに向け、一宮市発の商品を企画し、その価値と魅力を届けたい。
※JK制服は制服風のカジュアルウエア
- 中国では今、空前のJK制服ブームが到来。
- 株式会社 響のJK制服ブランド「Lucy Pop」は日本政府に支援されている。
- 「Lucy Pop」の強みとして、国内外に一定のファンがいるため、モニター協力や商品のPRができる。
→尾州生地を使って「Lucy Pop」を展開
「Lucy Pop」の詳細は下記リンクにて↓↓↓
女子高校生・中学生向けオリジナル制服通販「Lucy Pop(ルーシーポップ)」
3.Hubbit株式会社 どんな高齢者でもデジタルアクセスを可能にする!Carebee(ケアビー)
一宮市の高齢者の誰もがスマートフォンをスムーズに使えるようになることで、いくつになっても安心して健やかに過ごせる街を目指す。
- 高齢者の中で、インターネットが使える人と使えない人の格差が深刻化している。
- Carebeeでは、どんな高齢者の方でも使えるように、能力に合わせた学習システムを提供。
→デジタル活用できるようになることで生まれるメリットを享受。
システムの詳細は下記リンクにて↓↓↓
4.ダブルフロンティア株式会社 SDGsを達成し「食」から狭域経済を活性化する地域密着デジタルプラットフォーム「ツイディ」
地元スーパーのネットスーパーを立ち上げることにより、売上を地域で循環させる。
- 地域密着型のスーパーのネットスーパーを立ち上げ
- ネットスーパーを利用しつつ、売上を最大化。
(気候のよい季節は、スーパーに足を運んでもらうような流れに。) - 配達業者とのスムーズな連携
システムの詳細は下記リンクにて↓↓↓
5.ZuttoRideSharing株式会社 スポーツバイクとE-bikeによるオシャレかつカーボンニュートラルな一宮市巡り
一宮市観光エリアをスポーツバイクでサイクリングしよう!→自転車レンタル事業
- 観光を促進するためのレンタサイクル事業
- それぞれの人に合う自転車が選べる。
- インスタやTikTokなどへの投稿により、シティープロモーションができる。
Cycle Tripの詳細は下記リンクにて↓↓↓
審査員・コメンテーター・司会の皆さま
【審査員】
- 豊島 半七氏
一宮商工会議所 会頭 - 福井 斉氏
一宮市 副市長 - 中村 亜由子氏
パーソナルイノベーション株式会社
eiicon company 代表 founder - 鈴木 万治氏
株式会社デンソー
スズキマンジ事務所 代表 - 伊藤 仁成氏
株式会社 MTGVentures 代表パートナー - 安田 孝美氏
名古屋大学大学院情報学研究科 情報学部教授 - 西岡 慶子氏
株式会社光機械製作所 代表取締役社長
三重大学 理事・副学長
【コメンテーター】
- 眞鍋 裕亮氏
みずほキャピタル株式会社 投資第1部長 - 太田 匡紀氏
NOBUNAGA キャピタルビレッジ株式会社
インベスメント部 チーフ
【司会】
- 山本 有里氏
PRE-STATION Ai コミュニティマネージャー
株式会社 MTGVenturesコミュニティマネージャー
審査結果発表
グランプリに輝いたのは、ダブルフロンティア株式会社の「SDGsを達成し「食」から狭域経済を活性化する地域密着デジタルプラットフォーム「ツイディ」」でした!
おめでとうございます!
【開催報告・グランプリ受賞者紹介】「スタートアッププログラム2022」 | 一宮商工会議所
一宮商工会議所は、昨年より、一宮商工会議所創立100周年・一宮市制100周年の記念事業として、新たな産業の創出を目的に、地域の課題解決につながるビジネスプランの支援を始めました。
今回優勝したダブルフロンティア株式会社は、実際にその支援が受けられます。
1年後には、「ツイディ」が一宮市でどんな姿になっているのか楽しみですね!
ちなみに、昨年優勝の(株)otta「地域で見守るタウンセキュリティ構想」の進捗については、別の記事でお伝えしていきます。
発表された皆さま、一宮市への貴重なアイデアをありがとうございました!
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